塾の先生します。

登校拒否や引きこもりになった子供たちに向けて開かれている塾で講師をすることになりました。

「講師からのメッセージ」

というコンテンツでの文章を書いてみました。

ご意見あればお願いします。

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小学校、中学校、高校のある時まで、僕は勉強が嫌いでした。苦手とも思っていました。

小学生の時は親に手を引っ張られ無理やり塾に連れて行かれたり、
中学生の頃はある日学校から帰ると、突然、家庭教師が部屋に入って来たりしたけれど、僕の成績は一向に伸びず親も教師もみんなお手上げでした。

自分っていう人間は馬鹿なんだとずっと思っていました。

何となく、取り敢えず進学した高校では教師や友人と馬が合わず、部活にも所属せず、次第に学校もよく休むようになりました。

高校二年生の時には、学校楽しくない、勉強楽しくない、先生嫌いだ、何もかも面倒臭い。
何のために朝早く起きて通学しないといけないの?こんなん自分の人生に役に立たない。もう学校行きたくない、辞めたい。とネガティブなことばかり考えるようになっていました。

結果的に僕は高校3年の5月頃から勉強を始め、学年最下位から学年トップになりました。勉強も楽しいし、自分の人生にとって“今”勉強することはとても重要であることもこの時から理解できるようになりました。

この様に自分が変われたきっかけは親戚のいるアメリカに単身旅行したことです。

アメリカでたまたま出会った大学生たちの自由な姿に影響を受け、僕も大学生になって、自分のやりたいことを見つけたい、それを実行したい、多くの人と出会いたい!少しだけ勉強を頑張って大学に行ってみようと思い受験勉強と向き合うようになりました。

大学に入学後はアルバイトをしてお金を貯め海外旅行をしたり、新しく出会った友人とサークルをつくったり、会社をつくって失敗したりと、様々なことにチャレンジして充実した日々を過ごしています。

ただ単に教科書を開いて机に向かって勉強することってしんどくないですか?
今、自分の目の前にある問題と向き合って、それを乗り越えたずっと先にある可能性を考えながら勉強することができたら、少しは楽しく勉強できそうな気がしませんか?勉強を正しくわかりやすく指導することは勿論ですが、成績を上げるための土台を一緒につくることも凄く大切であると僕は考えています。

折角勉強するんだったら、英語や数学や国語や歴史の知識だけを覚えるのではなくて、そこから一生役に立つ「使える力」も同時に叩き込みたいと思っています。

僕は何もかもが嫌で劣等感を抱いていた恥ずかしい過去の自分を後悔することもなく、そんな過去があったからこそ今があると自分に誇りを持てるようになっています。

こんな僕ですが皆さんのこれからの可能性を開花させるお手伝いをしたいと本気で思っています。