思考の整理学:外山滋比古
京大・東大でもっとも売れている本みたいですね。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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人間の思考の本質について、卒業論文をキーワードに描かれています。
以前、紹介させてもらった、アイデアのヒントに近い考え方が紹介されていたが、
この本のメッセージはおそらく、
今の学校教育に乗っかるだけでは、コンピュータに負けてしまうぞ!
これだと思います。
コンピュータではなく、人間だからこそできる思考。
それは創造性
これを伸ばしていくために、今の思考方法ではだめだと問題を投げかけてくれる。
30年程前かな?に書かれた本なのに、今後の時代の問題点をズバリと指摘してくれている。
流れ作業や、事務作業、更には人工知能まで登場し高度な作業が、
人間からコンピュータに奪われていく。
人類の知恵で、人類に不幸をもたらす。
人間の英知がこのようになってしまっては、エジソンも豊田佐吉も涙を流すだろう。
人間だからこそ、できること。
自分だからこそ、できること。
この本質を見抜いて、小さくても努力して行くことが、
時代の勢いに淘汰されない、たくましい生き方ができる手段である。と思う。
創造性、人間としての付加価値。この必要性を改めて認識しました。
- 作者: 楫西光速
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 1987/07/01
- メディア: 単行本
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