フェラーリは魂を売る
フェラーリのドキュメンタリー番組を観て来ました。
自動車の最高峰の企業としてイタリア北部に君臨する、フェラーリ。
自動車関係の技術者といって、思い浮かぶ姿が、
流れ作業の大きなベルトの端々で、流れ作業を黙々とこなす従業員たち。
日本の技術経営の集大成として、小学校の教科書にも記載されている。
しかし、フェラーリの作業所は一人ひとりが「世界で最高のものを作っている」という責任感を持っていた。
彼らは、技術者ではなく、職人として誇りを持っていた。
ある技術者は「ぼくらは魂を作っているんだ」と話していた。
他の製造業で、自信を持ってこれを言う事ができる人はどのくらいいるのだろうか。
最高峰である事の、責任感と意識を垣間見る事ができました。