ディレクション2 一緒につくり上げていく上で意識する事

「敵を知り、己を知れば100戦危うからず」

当たり前の事ですね。

僕の場合は、敵を知る事より、己を知る事が苦手です。

そう思っていたんだけど、
どっちも上手くできていないみたい。


仲のいい友人と一緒にいるときや
遊んでいるときは、もう自分がやりたいようにやっていればいい。


だけど、人と人の間で生きていくためにはどうしても、


相手を知って、自分を伝える事が必要だとつくづく思うようになった。


「思い遣り」が本当に必要だと思った。



しかし、
今回、様々な人と自分が情報源になって動くようになって、
一緒につくり上げていく意識が本当に必要だと確信した。



僕ができなかった事として、思い出されるのは、

・丸投げの意識
・要所要所で自分の意見を伝え切れていない
・仕事の着地点までの流れをイメージして、相手の動きの詳細を考えなかった
・抽象的なイメージでしか伝えていない
・相手の時間を奪っている事を意識しなかった
・作業をしてもらっている時に、按配を聞かなかった

細かい、細かい事だが、
まとめると「思い遣り」がなかった。


自然と身につけるまでは日常生活でも、勇気を持って、少し努力して思い遣りを持ってみようと思います。


こんな事を考えると、
昔の自分に

「何でそんな事考えて生きてるん?」

「面倒くさくないん?」


とか言われそうだが、これが自分の生き方だと思った以上、しっかりと有言実行して行こう。


と、少しこんな事を思いながら今日の帰りに三ノ宮で電車を降りると、

神戸ファッションウィークでお世話になっている方と偶然、電車扉で出会った。

お互いに音楽を聴いていて、電車の扉が閉まりそうだったので、目で挨拶をしてそそくさと立ち去ってしまったが、

電車が行くまで軽くでも、お見送りできなかった事を後悔した。