ダーウィンの奇行から学ぶ

センバツ高校野球の大会で、創部間もない「創志学園」の出場が決定したみたいですね。


学校名の通り、志を創るという意味でプライスレスな結果を出してますねwすごい!


実は、僕は個人的に高校以降特にスポーツや趣味などで一貫して極めたものが無いことに若干コンプレックスを持っています。

おおっぴろげにコンプレックスと言えるということは、そんなにコンプレックスを感じるものではなく、
このコンプレックスを打破するための考えを無意識のうちに持っていると思うのですが。。


何が言いたいのか。
つまり、物事に執着心が無いのかな?おれ。
と思うわけです。


チャールズ・ダーウィンさん。
ご存じだと思いますが、有名な「進化論」をつくった人ですね。


彼の名言のひとつがこれです。

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』


ここまで物事の本質を見抜き、
幅広い原理を他分野に応用した人の学生時代はどうだったのでしょうか。

こんな<ダーウィンとカブトムシ>エピソードがあります。

ケンブリッジで学んでいた頃、カブトムシ採集よりも私を魅了し、喜びを与えてくれたものはありませんでした。採集することそのものに私は燃えていたのです。採集した個体を解剖したりはしませんでしたし、名前を調べること以外に図鑑を開いて特徴を比べたりすることもありませんでした。私の入れ込み度合いを証明してみせましょう。ある日、古くなった木の幹を剥がして見た時、非常に貴重なカブトムシを二匹発見したので、私はそれらを両手に一匹ずつ捕獲しました。しかしその後すぐもう一匹また別のレアな種類のカブトムシがあらわれたので、これは絶対に逃すわけにはいかない、と思った私は、とっさに右手に持っていたカブトムシを口の中に放り込んだのです。ああ!するとそいつはなにか強烈に苦い汁を私の口の中で放出し、舌をやられてしまった私はすぐそれを吐き出してしまい、結局三匹目も逃してしまったのでした…


一つの物事に好奇心を持って執着を持ってノメリコメル人は、いろいろな原理を学び物事の本質を見る洞察力が養われる。
これが、体育会系や、ひとつのことしかやってこなかった人たちの最大の能力だと思います。

だから、勉強も遊びもあんまりできないけど、
スポーツばっかりやっていた人がリーダーになってバリバリ能力を発揮しているんだと思います。

こんな人たちと一緒のフィールドで生きれる様に
自分は自分ができることを一歩づつやっていきます。


種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫)

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