アイデアのヒント。
- 作者: ジャックフォスター,青島淑子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2003/01/10
- メディア: 単行本
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非常に良い本と出会えたと感じます。
僕に「アイデアのつくり方」を紹介して頂いた人事の方とお会いしなけば、
この本に出会うことが遅くなっていたことを考えると。。本当に感謝です。
「アイデアは既存の要素の組み合わせ」
アイデアの本質であるこの軸に基づいてこの本は書かれる。
この課題について深く述べられています。情報過多の時代、商品過多の時代、コモディティが叫ばれる時代。
これからの時代は無形資産のひとつであるアイデアがより価値を発揮するとされています。アイデアについて色々な切り口から本質がずばっと語られているので、下記に特に気になった部分を何点か引用します。
情熱を持って楽しんでやっているから、いいアイデアを思いつくんだ。生産性も楽しむから上がるんです。
過去を振り返ってみても、全力で楽しんでいた時にいい閃きって生まれてたと思う。
苦手意識や後ろめたさを持って物事に挑んでも、なかなか閃かない。
「っていうかそんなおれできるワケねえし!」と言う様な状況になっている自分がいました。
友達を見てても思うよね。
就職活動においても、「シュウカツを楽しもうなんて甘い!そんな気持ちでするなよ!」と、言われたことがあった様な気がしましたが、そもそも自分にとって楽しむことが自分らしさで、前向きに進んでいけることが強みのひとつなわけで、それを無理して真剣になろうとしても自分に偽ることになるのであって、僕にとっては本末転倒だ!!と思うわけです。
あまり深刻にならないで、やっぱり自分らしくがいちばんいいですよね。
自分を疑い始めた時、すべてが終わる。
そうだ。自分で自分を疑ったらだめなんだ。おれはできると思わなければいけないんだ。
野球の落合監督や、サッカーの本田選手が言う「おれ流」のつよみはこれだと思う。
人は自分がイメージした通りの人間として行動する。セルフイメージこそすべて。
いつでも自分を信じていないといけない。自分はできるんだと。
そのためには自分に正直にならなければいけないし、人にも正直にならないといけない。
「人間が想像できることは全て実現する」ってどこかの偉い人が言っていたけど、
常に自分の成功イメージを持っていれば、自然とそんな風に行動するからなんだなーと思った。
アイデアも自分には思いつかないじゃなくて、自分もアイデアは思いつくんだと考えないとスタートラインにも立てないですよね。アイデアと絡めて人生の本質的な部分にも多く触れられています。
具体例もとても参考になるものが多く、
気になった方は是非読んでみてください。