「人を動かす」(初めての書評)

商社から独立して、現在繊維商社を経営されている方に薦めて頂きました。

「人を動かす」

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版



初めての書評なので、練習と言うか簡単に書いてみます。

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読み終わった瞬間、
「大学入る前に読んでおけばよかった」とw

大学受験終了から、大学入学(入学以降も)ひたすら寝る間も惜しんで遊びきったあの時間に、この本を読んでおけば僕の大学生活はもっと面白くなってたんじゃないかと。(十分面白かったんですけど。)


「人を動かす」というテーマから僕が連想していたものは、
ヒューマンマネジメントだったり、リーダーシップだったり、心理学であったりと、どうしても本質的な概念からは遠い位置にありました。
この認識に対して多少なりとも違和感は感じていて、実際に自己流のノウハウで人と折衝してきていました。

そして、就職活動において改めて自分を見つめなおす機会の中で、たまたま薦められたこの良書。

今までの価値観をうまく整理してくれました。
文系人間の自分が人との触れ合いの中で「傾聴」を意識し続けていたことが良かったのかはわかりませんが、経験軸や意識軸とかみ合わせながら読むことができたので、細かな気づきを非常に多く得ることができました。

最も参考になった点は、
「人間は論理では無く、感情で動く」
当たり前ですが、この部分を様々な切り口から重要性を伝えてくれました。
ロジック、ロジカル、論理的思考が騒がれる就活現場にいたらどうしても忘れてしまいます。(環境ってほんと重要・・・)

改めて自分で感じたことは、
論理という矢は、感情という風に乗らないと相手の心に届かない。
今日日曜洋画劇場レッドクリフを見たことに影響も受けましたがw

どんな良い意見、例えいい企画でも相手に嫌われてたら埋もれてしまいます。
逆に、なんであんな企画通るの?ってゆうようなものありますよね。

自分が好かれていたら何言っても相手は首を縦に振るんだ。
黒を白に変えることができるんだ。



大学で色んな人に出会う前に読んでおけば、
ひとりひとりともっと深く付き合うことができたなーと。
でも、当時はこんなに感銘受けなかったと思うわ!w